今さら聞けないIT用語のスタッフブログ一覧

2016年8月1日

お客さまとのエピソードアカウント

インターネット上でショッピングしたり、ブログやSNSを始めたり、何かの会員になる場合、必ず必要となるのがこれ。

「アカウント作成」

アカウントは直訳すると「口座」で、IT分野においては「情報サービスを利用できる資格や権利」を意味します。アカウント作成には、以下の2つが必要となります。

1)「ID」(アカウント名・ユーザ名と呼ぶ場合もあります)
2)「パスワード」 本人であることを確認するためのもの

余談ですが、つい最近、ロシア最大のSNS「VK」がハッキングされ、1億件分のパスワードが流出しましたが、そのうち約71万件が「123456」、約40万件が「123456789」だったとか。何十万人もの人が数字を順番に並べただけのパスワードを利用していることに驚きました。
パスワードに変わるものとして、指紋、指静脈、顔、虹彩、声帯などを利用した「生体認証」が期待されています。

さらに、Googleは、スマホに搭載されている各種センサーを利用して、
ユーザーの行動を統括的に解析・認証する新しい「個人認証」システムを試験中だとか。

ネットを利用する限り、避けては通れないアカウント作成。しかし、ネット上で横行する「なりすまし」や「のっとり」への不安は高まるばかり。こうした犯罪者を撲滅するためにも、パーフェクトな個人認証が確立する時代の到来が待ち遠しいものです。

2016年7月1日

お客さまとのエピソード「Googleマップ」の厳しいルール

初めての場所に行くとき、Googleマップやストリートビューで事前チェックするのが当たり前になりました。地図帳をパラパラとめくっていた時代にはもう戻れませんね。

Googleマップは、弊社が制作するクリニックや教育施設のホームページにも、必ずといっていいほど利用しています。その汎用性の高さから、著作権フリーと思われている方がいるかもしれませんが、じつは使用にあたり厳しいルールがあるのをご存知ですか。

本来、Googleマップは「縮小、拡大」が自在にできるインタラクティブ(動的)なマップです。それをキャプチャで取り込んで、静的なマップにしたり、そこに目印などを追加することは認められていないのです(クレジットを入れてもNG)。もしGoogleに訴えられたら大変なことになるので注意が必要です。

どうしても静的なマップを使用したい場合、オリジナルマップを作成することで解決できますので、弊社までお気軽にご相談ください。

余談になりますが、ストリートビューで自宅や勤務先の建物などに、人目に触れられたくない物が映り込んでいる場合は、Googleに申請すれば、見えないように画像を加工してくれるようですよ。

2016年6月1日

お客さまとのエピソードメルマガ

会員登録などをすると、次々と送られてくるメルマガ(メールマガジン)。
以前は文字だけのメルマガがほとんどでしたが、最近は写真やイラストなど画像付きのカラフルなものが増えました。

画像つきのメルマガを配信するには、ホームページと同じような作りにする必要があり、「HTMLメルマガ」と呼ばれています。作業的に手間がかかりますが、視覚的な訴求力が高いのは大きな魅力です。

HTMLメルマガのメリットを挙げてみると……
・文字だけのメールと比べて、見やすい、分かりやすい
・変わった書体でも画像にすることで文字化けなどを防げる
・写真やイラストなどの画像を掲載できるので情報の質が高まる

最近の「HTMLメルマガ」をチェックしてみると、PC・スマホどちらで受信しても見やすく表示する「レスポンシブWebデザイン」となっているものが多く見られます。ホームページと同様、メルマガもスマートフォン対応の重要性が高まりつつあることを実感します。
(もちろん、このBUNBUN通信もレスポンシブWebデザインとなっています!)

いいことづくしの「HTMLメルマガ」ですが、どのようなメールソフトで開いても、表示が崩れないようにするのも大切なポイント。メールソフトは何十種類と存在するので、作成後の動作確認が欠かせません。弊社では「HTMLメルマガ」の作成なども行っていますので、興味がある方は、ご相談ください。

2016年5月1日

お客さまとのエピソード文字化け

メールの文字が奇妙な記号で表示される「文字化け」に困ったことはありませんか?
原因は、文字情報の取り扱いが間違っているために起こります。

少し専門的な話になりますが、メールやホームページなどの文字情報は「文字コード」と呼ばれる形式で保存されます。日本語の「文字コード」の場合、メールはISO-2022-JP、ホームページはShift_JISやUTF-8、EUC-JPだったりと、さまざまな種類があります。文字コードの指定が、保存する時と、表示する時で異なると、正しく変換できず文字化けが発生します。

一方、環境の違いによって起こる文字化けもあります。
例えば、Windowsから送ったメールの文面の123という文字が、Macではと表示されることがあります。
これは「機種依存文字」と呼ばれる文字を使ったために発生する現象です。たった1文字の機種依存文字があるだけで、メール全文が「文字化け」するケースもあるので、メールでは123といった特殊な文字は避けることをおすすめします。
(このメールレターでは、123を画像にして文字化けを回避しています)

ちなみに英語圏では、アルファベットなどの文字の数が少なく、文字コードが1つで済んでいるため、「文字化け」は起こらないとか。そのため、文字化けの現象は英語園でも「mojibake(モジバケ)」と呼ぶそうです。

2016年4月1日

お客さまとのエピソード格安スマホって?

スマホって本当に便利ですが、本体代と維持費に結構な料金がかかってしまいますよね。
今話題の「格安スマホ」も「よく分からない」という声を耳します。そこで今回は「格安スマホ」「格安SIM」についてご説明します。

通常、日本でスマホを使うには、基地局を持つドコモやAU、ソフトバンクと契約し、通信用の「SIMカード」を提供してもらう必要があります(全てのスマホにはSIMカードが入っています)。
しかし、「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」と呼ばれる基地局をもたない携帯電話会社の登場により、「格安SIM」という安いカードが誕生して「格安スマホ」が実現しました。

<格安SIMのメリット>
・月額1,000円くらいから料金プランが用意されている
・2年契約という縛りがない
・楽天やOCN、イオンなど数多くの参入企業から選べる

<格安SIMのデメリット>
・カケホーダイなどの通話サービスがない
・携帯電話会社のメールアドレスが使えない
・通信の速度や品質がやや劣る
・ほとんど実店舗がなく、アフターケアが期待できない

また、MVNOのSIMカードは「SIMロックフリー」に対応したスマホしか使えないので、事前に各MVNOのホームページのスマホ対応リストをご確認されることをおすすめします。
iPhoneの場合、AppleストアでSIMロックフリー版が購入できるようです。