今さら聞けないIT用語のスタッフブログ一覧

2014年7月1日

お客さまとのエピソードウェブサイトとホームページの違いって?

 

よく「ホームページ制作」という言葉が使われますが、本当は「ウェブサイト(単にサイトともいう)」と呼ぶのが正しいです。この2つの言葉、どう違うのか、ご存知ですか?

ウェブとは、もともと「くもの巣=web」からきている言葉で、インターネット上にある書類をリンクでつなぐ仕組みのこと。Yahoo!等の青い下線の文字やバナーボタンをクリックすると、別のページが表示されますが、リンクが網の目のように張り巡らされた状態が「くもの巣」のようなので、そう名づけられました。そして、ウェブ上にある複数のページの集まりをウェブサイトと呼びます。

一方、ホームページとは本来、ウェブサイトの最初のページ(トップページ)を意味します。(※)
では、なぜ皆がウェブサイトのことを「ホームページ」と呼ぶのでしょう。昔は、トップページによく「○○ホームページ」というタイトルがつけられていたこと、また、日本人に分かりやすい単語であったことが定着した理由と言われています。

あまりに定着しているため、ホームページと言った方が通じやすく、また検索されやすいので、弊社でも「ウェブサイト制作」ではなく、あえて「ホームページ制作」と呼ばせていただいております。

※ その他に、ウェブブラウザ(インターネットエクスプローラー等)を起動した時に最初に表示されるページ(スタートページ)という意味もあります。

2014年6月1日

お客さまとのエピソードテザリング スマホのうれし〜い機能

 

ものすごく便利なのに、あまり知られてないスマホの機能に
「テザリング」があります。

ノートパソコンにネット機能がない場合、少し前までは「モバイルWi-Fiルーター」と呼ばれる通信機器を使ってネット接続したものです。
でも、契約にお金がかかり、外出時にルーターを持ち歩くのが面倒でした。

今ではルーターの役割をスマホが代行してくれます。
テザリング(tethering)とは、スマホを介してパソコンやタブレット端末などをネットにつなぐること。身近なスマホで、パソコンとインターネット接続の共有ができるなんて、ホント便利な時代になりましたね!



家や職場ではノートパソコンやタブレット端末がネットにつながるけど、外出先ではつながらないという方、ぜひスマホのテザリングを活用してみては?
方法はいたって簡単。スマホを購入したショップで「テザリングできるようにして!」といえば良いのです。
料金は月額で数100円程度、期限つきの無料サービスも登場しています。

ただしスマホの定額プランに入らないと、通信料の請求金額がとんでもないことに!
また通信料が一定量を超えると、通信速度に規制がかかってしまうので、使いすぎにはご注意を。

注)古い機種のスマホは、テザリングに対応していない場合があります。

2014年5月1日

お客さまとのエピソードアップデート どういう意味?するべき?

 

とうとうWindows XPのサポートが終了してしまいましたね。
今後セキュリティアップデートの提供がないので、もしまだWindwos XPを使っていらっしゃるようでしたら、ウイルスの感染を防ぐためにインターネットへ繋ぐのは控えて、できれば早めに新しいWindowsに変えることをお勧めします。

ところで、「今使っているスマートフォンに度々アップデートって出てくるけど、どういう意味?」「したほうがいいの?」とよく聞かれます。

アップデートとは、「アプリやソフトウェアの不具合修正や、機能改善がされること」です。
なので、聞かれた時には「アップデートは原則した方が良い」と答えています。
ITの世界はつねにめまぐるしく変化しているので、新しいウイルスが出てきたら、ワクチンをアップデートする必要がありますし、新しい技術が出てきたら対応できるソフトウェアにアップデートした方が利便性がさらに上がるでしょう。

「ITと家電は新しいものが良いもの」という考えも、あながち間違ってはいないと思います。

ちなみに「アップデート」は細かな修正・更新を行うことですが、似た言葉の「アップグレード」は、大規模な改良や新機能が追加されることを指します。

ホームページも、新しい情報を追加したり、細かな改良を加えて手軽に「アップデート」ができる媒体です。文創社は、日々成長して行く皆さまのホームページのアップデートをお手伝いさせていただきます。

2014年4月1日

お客さまとのエピソードキャッシュ(Cache)それはパソコン内のヒミツの貯蔵庫

 

キャッシュとは、「Cash(現金)」ではなく「Cache(貯蔵庫)」のことで、一度開いたページをパソコン内の貯蔵エリアに保存しておくことです。この機能のおかげで、以前に見たページをすばやく表示できるのです。

ところで、弊社のお客さまから時々、「ホームページの内容を更新したのに、古いものが表示されたままなんですが」というご連絡がいただくことがあります。これは、キャッシュという機能が働いているため。こういう時は、再読み込み(Windowsの場合はF5キー)をしていただけば、最新の内容が反映されますのでご安心を。

また、ショッピングサイトなどを利用した際、氏名・住所などを2回目以降は自動入力する「オートコンプリート」という機能でもキャッシュは使われています。いちいち入力する手間が省けて、とても便利な機能ですよね。ただし、不特定多数の人が利用するパソコンだと、個人情報が他者に知られてしまう可能性がありますので、「オートコンプリート」の利用は控えたほうが良さそうです。

2014年3月1日

お客さまとのエピソードHTMLコーディング それはホームページの大工さん

 

お客さまにホームページ制作のお見積を説明するとき、「これって何ですか?」とよく聞かれる「HTMLコーディング」について説明します。

ホームページを制作するには、まず「デザイン」を作成しますが、この時点では、まだ一枚の絵にすぎません。
この絵をInternet Explorerなどで閲覧できる“動的”なページにつくり上げていく作業を「HTMLコーディング」といいます(ちなみに「HTML」とは、変換のために使うプログラム言語のようなものです)。

ホームページを建築に例えてみましょう。「デザイン」とは、家の間取りや見た目を設計する図面であり、HTMLコーディングは、図面に基づいて大工さんが施工することに近いでしょうか。これによって、ページとページがリンクで繋がったり、ホームページを検索エンジンに探してもらいやすくなります。また文字サイズを拡大したり、読み上げたりすることもできるようになります。

あまり大きな声ではいえませんが、HTMLコーディングがずさんなホームページも少なくありません。欠陥住宅ならぬ欠陥ホームページですね。環境によって崩れて見えたり、検索しても引っかかりづらいのは、HTMLコーディングに問題があるケースが多いのです。

弊社では、メンテナンス性が高く、どんな環境でもビクともしない、腕のいい大工さんのような仕事をモットーとし、検索エンジンに引っかかりやすい、正確なHTMLコーディングを得意としております。