愛知医科大学 消化器外科 佐野 力教授との動画インタビューでの濃い時間

手術室での動画インタビュー直後、佐野教授(左から2人目)と。手術室での撮影はオペ着必須のため、文創社スタッフもオペ着です。

「私の経歴は、少し変わっているんですよ」
愛知医科大学 消化器外科に新しい風を吹き込んでいる佐野 力教授は、動画インタビュー中にさらりと言いました。
専門は手術の難易度が高い肝臓で、この分野で一目置かれる名医のおひとり。じつは過去に「苦いカルテ」があったことを明かされました。
「どうしても救えなかった患者さんがいました。それが辛く、このままでは外科医を続けられないと思い悩み、国立がんセンターの門を叩いて半年間、無給で身を置かせていただいたことがあります」
その後、名大第一外科でご活躍され、国立がんセンター中央病院に約5年、愛知県がんセンター中央病院に約8年勤務した後、「若手医師の成長の糧になれば」と、愛知医科大学 消化器外科教授に就任されました。

「苦いカルテ」と自ら向き合う修行のような日々が新しい扉を開き、今へと続く…。教授の経歴には、命を預かるひとりの医師の覚悟と使命感が息づいています。
佐野教授の動画インタビューは、消化器外科ホームページ完成時にアップする予定です。

ホームページが公開されました。(2019年8月8日)
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