今さら聞けないIT用語のスタッフブログ一覧

2019年12月1日

お客さまとのエピソード「PDCA」

「PDCA」とは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字を取ったもので、業務の改善・品質向上を目指す方法の1つです。ビジネス用語ですが、IT業界でも多く使われるので「Webサイトの採用強化」を例に紹介してみたいと思います。

課題=Webサイトからの採用応募数を増やす

Plan
目標を設定し、実行計画を立案

例えば「3ヶ月で応募エントリー数を2倍にする」という目標を立てます。そのためにまずは広告を打ってアクセス数を増やし、魅力的な採用ページにリニューアルする企画を立てます。

Do
企画に基づいて実行

採用ページに若いスタッフのコメントを載せたり、職場の雰囲気が分かる写真を掲載したりして、共感を呼ぶページにリニューアル。さらにGoogleやYahooにリスティング広告を出稿し、閲覧者を呼び込みます。

Check
実行した結果を検証

広告のクリック数、かかった費用、エントリー数の結果を確認します。
場合によっては、アクセスは増えたが、エントリー数はあまり変わらないという結果が出ることもあります。

Action
検証に基づいて次の行動に移す

検証結果を受け、なぜエントリー数が増えなかったのか原因を追求します。今後どのような対策や改善を行うべきか、エントリーまでの動線、バナーの位置や文言、フォームの改善策などを考えます。

こういったPDCAのサイクルをどんどん回していくことで、業務改善や品質向上に繋げていきます。ビジネスだけでなく、普段の生活や休日の過ごし方にも活用できるので、まず身近なところから取り入れてみてはいかがでしょうか。ちなみに筆者は、ダイエットのPDCAに回しているところです。。。。

2019年11月1日

お客さまとのエピソード「UIとUX」

●UIとは

ユーザーインターフェース(User Interface)のこと。利用者と製品・サービスの接点の部分を指します。ホームページでいうと、メニューやボタンなど目に触れる部分や操作する部分のこと。駅の券売機でいえば、ボタンやお金を入れる部分、液晶表示がUIですし、テレビのリモコンや、番組表などのメニュー表示もUIと言えます。

●UXとは

ユーザーエクスペリエンス(User Experience)のこと。利用者が製品・サービスを利用して得られる体験を指します。UXには、ストレスなく商品が購入できた、商品がすぐに届いた、商品の質が良かった、といったサービスの部分までを含みます。

Bunsoshaのサービスを例にすると、ホームページ作成はUIの部分にあたります。分かりやすく使いやすいホームページにするために良いUIをつねに考えています。そして利用者にホームページを利用してもらい、目的を達成するまでがUXとなります。

利用者の体験を高めるための手段のひとつとして、良いUIが不可欠ですが、良いUIがあれば良いUXが得られるとは限りません。サービス提供に関わる全ての人が、利用者に良い体験をしてもらうため、どのようなサービスも、つねにUIとUXの両方の視点が重要といえますね。

2019年10月1日

お客さまとのエピソード「デジタルサイネージ」

デジタルサイネージとは電子看板(電子広告)のこと。駅や役所、ショッピングモールや病院などで見かけるディスプレイを使った広告は今や珍しいものでもなくなりました。
街頭で見かける大型ディスプレイのものから、店舗のレジ横に置いてあるような卓上サイズのものまで種類も豊富です。

デジタルサイネージには次のようなメリットがあります。

  • 発色の良いディスプレイで視認性が高い
  • 動画が使えるので表現の幅が広がり、ユーザーの目にとまりやすい
  • 紙を張り替える手間がかからない
  • 時間や天候により表示する内容を変えて発信できる
弊社でも施設内に掲示する動画の制作から、駅やモールへの広告出稿まで取り扱っております。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

2019年9月1日

お客さまとのエピソード「スマホ決済(QRコード決済)」

政府によるキャッシュレス化推進以降、「○○PAY(ペイ)」というスマホを使った決済サービスが急増する一方、セブン-イレブンの「7pay」で不正アクセスが発覚するなど、何かと話題のスマホ決済。ここで少し、整理してみたいと思います。
スマホ決済とは、スマートフォンだけで支払いが完結するキャッシュレス決済の仕組みを指し、大きく分けて非接触通信の「FeliCa方式」と「QRコード方式」の2種類あります。

●FeliCa方式

代表的な仕組みとして「おサイフケータイ」や「Apple Pay」などがあり、スマホが非接触通信に対応している必要があります。(最近のスマホはほとんど対応しています)

●QRコード方式

アプリにより生成されたQRコードをお店の端末で読み取るか、店頭のQRコードをスマホで読み取って決済する方法。「LINE PAY」「PAYPAY」などがあります。スマホが非接触通信に対応していなくても使えるのが特徴で、お店側の設備投資の負担も少ないため、使える店舗も増えてきました。

サービス提供側としては、ビッグデータを活用した自社顧客の囲い込みや新たなビジネスモデルの創出を期待して、ポイント還元などのキャンペーンも活発になっています。
今後どこまで普及するか注目ですね。

2019年8月1日

お客さまとのエピソード「IFTTT(イフト)」

IFTTTとは、異なるソーシャルメディアやWebサービスを組み合わせて連携できるサービスのことです。
「IF This Then That」の頭文字で、直訳すると「もし、これだったら、あれをする」。いわゆる自動化というもので、例えば、Facebookに投稿すると、自動的にTwitterにも投稿するように連携したり、位置情報を使って最寄駅に着いたらLINEに通知したり。スマートスピーカーと家電を連携する「スマートリモコン」では、「OK Google おやすみ」と話しかけたら、照明とテレビをOFFにするなどなど。

複雑なプログラミングは必要なく、スマホアプリからも連携の設定ができるのも魅力です。IT生活がますます身近になるなか、「IFTTT」は欠かせないものとなりつつあるので、ぜひ注目を。