「PDCA」とは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字を取ったもので、業務の改善・品質向上を目指す方法の1つです。ビジネス用語ですが、IT業界でも多く使われるので「Webサイトの採用強化」を例に紹介してみたいと思います。

課題=Webサイトからの採用応募数を増やす

Plan
目標を設定し、実行計画を立案

例えば「3ヶ月で応募エントリー数を2倍にする」という目標を立てます。そのためにまずは広告を打ってアクセス数を増やし、魅力的な採用ページにリニューアルする企画を立てます。

Do
企画に基づいて実行

採用ページに若いスタッフのコメントを載せたり、職場の雰囲気が分かる写真を掲載したりして、共感を呼ぶページにリニューアル。さらにGoogleやYahooにリスティング広告を出稿し、閲覧者を呼び込みます。

Check
実行した結果を検証

広告のクリック数、かかった費用、エントリー数の結果を確認します。
場合によっては、アクセスは増えたが、エントリー数はあまり変わらないという結果が出ることもあります。

Action
検証に基づいて次の行動に移す

検証結果を受け、なぜエントリー数が増えなかったのか原因を追求します。今後どのような対策や改善を行うべきか、エントリーまでの動線、バナーの位置や文言、フォームの改善策などを考えます。

こういったPDCAのサイクルをどんどん回していくことで、業務改善や品質向上に繋げていきます。ビジネスだけでなく、普段の生活や休日の過ごし方にも活用できるので、まず身近なところから取り入れてみてはいかがでしょうか。ちなみに筆者は、ダイエットのPDCAに回しているところです。。。。