9月に発売された「iPhone 11 Proシリーズ」。すかさず購入した私が、使い心地などについてお伝えしたいと思います。
まず一番の特徴は、やはり背面でにらみをきかせる「三眼レンズ」でしょう。3つのレンズは、広角(標準)、望遠(ズーム)、そして超広角の機能が備わっています。

  • 広角(標準)

  • 望遠(ズーム)

  • 超広角

仕事で一眼レフカメラの広角レンズを駆使する私ですが、スマホで同じような画角の写真が撮れるとは驚きです。一眼レフカメラのように、いちいちレンズ交換する手間も不要です。
Android端末に遅れを取っていた夜景撮影モード(ナイトモード)も、かなりいい感じ。今まで暗い場所でのスマホ撮影は諦めていましたが、使う機会が増えました。

  • 通常撮影

  • ナイトモード撮影

さらに今後利用可能になる、AI(人工知能)を使った高度な画像処理のしくみ「Deep Fusion」という技術がすごい。シャッターを切ると(厳密には切る前から)一度に複数枚の異なる設定の写真を撮り、1ピクセル単位で一番良い画像を使って、写真のすべての部分の質感やノイズの最適化を行うというものです。
しかも、利用者がそういった技術や処理について、意識することなく動作してくれるとか。
(Deep Fusionは、1秒ほどですべての処理を終えるそうです)

「撮ったらすぐに綺麗な写真が見られる」を高度な演算処理とCPUパワーで実現する。
スマホがこんなに高性能にならなくてもいいのに、と思ったりもしますが、スマホ競争はまだまだとどまることを知りません。
今後もユーザーの一人として、スマホの進化を見守っていきたいと思います。