今さら聞けないIT用語のスタッフブログ一覧

2014年12月1日

お客さまとのエピソード検索エンジンって何?

 

何か調べ物をする時、ひと昔前は図書館にかけこんだものですが、今ではネット検索で「ググる」のが当たり前。「Google」や「Yahoo!JAPAN」などの検索サイトにキーワードを打ち込めば、星の数ほどあるホームページから、関連するサイトの一覧が瞬時に表示されます。このシステムが「検索エンジン」で、通称ロボットとも呼ばれています。まるで街を巡回するパトロール隊のように、ネット上のホームページをつねに巡回して情報収集をしています。

 

このロボットがじつに賢く、さまざまな採点方式(アルゴリズム)により、有益なホームページを上位に表示させ、逆に中身のないホームページや順位を上げるため不正をしているホームページには厳しい評価を下します。ほんの10数年前までは、これをマンパワーで行っていましたが、世界のホームページ数が10億を突破する現在は、超優秀な人間がアルゴリズムのプログラムをつねにアップデート(更新)しています。

 

その内容は明らかにされておらず、我々のようなホームページ制作会社は、つねにアルゴリズムの変化を注意深く見守っています。Googleでは、アルゴリズムを大きく変更するときは「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」と呼んでいます。このときは、急激に表示順位が変わったりするので気が抜けません。 なぜパンダとペンギンかというと、不正のホームページを見つけ出し白黒をハッキリさせるためだとか。

 

弊社は、つねに真面目にホームページ制作に取り組んでいるので、不正を働いているホームページに出くわすと、怒りすら感じます。しかし、訴えることが難しいのも現実です。アルゴリズムがさらに進化し、本当に正しい検索表示がされる日の到来を願っています。

2014年11月1日

お客さまとのエピソードiPhone6でも話題になったNFCって?

最近スマホを中心に「NFC搭載」とうたった機種が増えています。
先日発売されたiPhone6、iPhone6プラスでも、ちょっと話題になったキーワードです。 でもNFCって何かよく知らない方も多いと思います。

NFC (Near Field Communication) とは、近距離無線通信の国際規格のことです。
ICチップ内蔵の機器をリーダーに近づけることでデータのやり取りが可能になります。 通信距離は10cm程度ですが、「かざす」だけで簡単にデータ通信ができるため、対応サービスが増えています。

もっとも身近なものが「Suica」や「おサイフケータイ」でしょう。
(厳密には「Suica」や「おサイフケータイ」は、NFCの規格に準拠した「FeliCa」という技術を使っています)
他にも家電製品とのデータのやりとりや、写真やアドレス情報などのデータ交換にも使われています。

NFC以外にも無線通信技術はいくつかありますが、ユーザーの意思によって「かざす」NFCはセキュリティ的にも安心なので、決済や入退室管理といった用途で使われる事が多いようです。

iPhoneに搭載されたことで、加速度的に普及が進むか要注目です。

2014年10月1日

お客さまとのエピソードJPEG(ジェイペグ)って何?

デジカメやスマホのカメラで写真を撮ると、ほとんどの場合はJPEGという画像形式で保存されます。 ホームページでも使われることが多く、画像といえばJPEGというくらい一般的なもの。 なぜこんなに多く使われているかご存知ですか。
今回は、このキーワードについてお話しましょう。

JPEG(Joint Photographic Experts Group)は、1,670万色のカラーが扱えて、データの圧縮率が高いわりに画質の低下が少ない画像形式です。
圧縮しない状態では10MB以上になる画像が、JPEG形式で保存すると1MB以下になります(機種や設定により異なります)。 見た目ほとんど変わらないレベルで画質を低下させて圧縮してもこんなに軽くなるんです。
デジカメは、フルカラーの画像をたくさん保存できるよう、JPEGを採用しているんですね。

現在では、スマホはデータサイズの大きい動画をいくつも保存できますが、 ファイルサイズが抑えられるJPEGの存在があればこそと言えるでしょう。
もちろんメールに添付する画像もやはりJPEG。
「綺麗なのに軽い」が最大の魅力です。

そして、弊社が制作させていただいている皆様のホームページも、こちらで最適なデータサイズに調整したJPEGの画像を掲載しているんですよ。

※「JPEG」「JPG」は同じ画像形式をさします

2014年9月1日

お客さまとのエピソードIPアドレスって?

 

パソコンでインターネット関連の設定をするときに、
「192.168.0.1」とか「183.79.135.206」などよくわからない数字の羅列を入力する場面に出くわしたことはありませんか?

これは「IPアドレス」というもので、インターネットに繋がった通信機器1台、1台に割り振られた識別番号です。ホームページのデータが置いてある「サーバー」にも、私たちが使っているパソコンにも、ネットワークに繋がっている機器には、必ずこのIPアドレスがついています。IPアドレスを分かりやすく例えると、国民総番号制のマイナンバーもしくは電話番号に近いかもしれません。

本来であれば、IPアドレスを指定することでサーバーに繋がり、ホームページ等が閲覧できるようになるのですが、こんな数字の羅列は覚えにくいだろうということで、人間にとって覚えやすいドメインという別名に紐づけて使われるようになりました。

試しにブラウザのアドレス欄に「183.79.135.206」と入力してエンターキーを押してみてください。ヤフーのホームページが表示されましたか?
これはIPアドレス「183.79.135.206」=「yahoo.co.jp」という設定がされているためです。

IPアドレスは地域で管理されており、接続場所が市区町村レベルまで分かるため、海外からのアクセスを遮断するセキュリティに利用されたり、特定地域の人だけに広告を出すなどマーケティングに使われたりもしています。

ただの数字の羅列のように見えますが、様々な事が分かり便利に使われているんですね!と同時に、いろいろなことが分かってしまうので、あなどれない数字です。

2014年8月1日

お客さまとのエピソードスマホ? ガラケー? フィーチャーフォン?

 

スマホ(スマートフォン)は、タッチパネル式の携帯電話のこと。好きなアプリを入れてゲームをしたり、電子書籍を読んだり。電話というより「通話も可能な小さなパソコン」といったほうが良いかもしれません。

一方、スマホが登場するまで主流だった携帯電話は、「ガラケー」と呼ばれます。着メロやお財布携帯、ワンセグ視聴など、海外では普及していない機能が独自の発展を遂げたため、ガラパゴス諸島の生態系に例えられて「ガラパゴスケータイ」略して「ガラケー」と呼ばれるようになりました。ガラケーは「時代遅れ」というイメージがあるので「フィーチャーフォン(feature phone)」という呼び方に変わりつつあるようです。
月額料金の安さなどで、いまだに根強いファンもいるガラケー。
最近の機種は、防水・防塵は当たりまえ。以前ご紹介したテザリングに対応した機種まであるようです。

そんななか、イオンが月額2000円代の販売をスタートして話題となった“激安スマホ”。ガラケーファンの心を射止めることができるのか、携帯電話の争いはまだまだ続きそうです。