今さら聞けないIT用語のスタッフブログ一覧

2014年2月1日

お客さまとのエピソードピンチアウト・ピンチイン “スマホの画面で拡大できない!?”

 

スマートフォンでネットをチェックする場合、2本の指で画面を拡大したり、縮小したりして見ると思います。当たり前のように繰り返している作業ですが、拡大は「ピンチアウト」、縮小は「ピンチイン」ということを、意外に知らない人も多いようです。

ところで、スマートフォン専用サイトを見ているとき、地図や写真を大きくしようと指で広げても、反応しないことってありませんか? これは、もともと最適化を図ったサイトなら、拡大や縮小は不要、という考えのもと、あえて設計者がピンチできないようにしているためです。(スマホのホーム画面もピンチできませんよね)

弊社も、スマートフォン専用サイトをつくるときは、ピンチができない設計にしていたのですが、最近、お客さまから「どうして拡大・縮小ができないの?」と指摘を受けることが何度かあり、はっとさせられました。

「最適化を図ったサイト」であろうと、
拡大・縮小の有無を決めるのはお客さまであるはずだと。

もしも、コンテンツやページの内容によっては、ピンチができるほうが良い、ということでしたら、すぐに対応しますので、お気軽にご連絡ください。

2013年12月1日

お客さまとのエピソード『SEO』って何なの?

 

SEOとは、日本語で「検索エンジン最適化」とよく訳され、Search Engine Optimizationの略。Yahoo!やGoogleといった検索サイトで、ホームページを上位表示させること。つまり、ひとりでも多くの人に見てもらうための手法をいいます。ホームページをつくるからには、このSEOがとても重要となります。

SEOの方法としては、大きく「内部対策」と「外部対策」の2つがあります。
「内部対策」とは、ホームページを設計するとき、上位表示されやすい作り方にすること。表からは見えない部分ですが、これが非常に重要で、文創社ではつねに内部対策を徹底したホームページをつくっています。

一方、外部対策とは、他のホームページとリンクを張ったり、ネット広告を打つなど、目に見える部分の対策のこと。手軽にできるのはリンクを張ることですが、たくさん張れば良いわけではなく、悪質なホームページとつながればマイナスに評価されてしまいます。
検索表示の基準は日々変化しているので、偏ったSEOでは、一時的に順位が上がったとしても、次の日には圏外になってしまうことも……。

お客さまからの情報によると、最近、「検索結果上位表示」を謳った業者からの営業が増えているようです。
SEOは競合サイトの状況にも影響するので、対策を依頼しても必ずしも上位表示できるわけではありません。また、弊社が無償で行っている「内部対策」を高額で請け負う業者もあるので要注意です。

文創社の場合、より高度なSEO対策を有償で行うこともありますが、つねにお客さまにお伝えしていることは、

「対策も重要ですが、それ以上にホームページの中身が大事」

定期的に更新するなど内容を充実させ、新規の訪問者だけではなく、再訪問者にもタメになる情報を提供する。これこそがホームページの価値を高め、結果的にアクセス数が増え、外部リンクの獲得にもつながる、最良のSEO対策なのです。

2013年11月1日

お客さまとのエピソード「ワンクリック詐欺」に「フィッシング詐欺」あなたも狙われている!?

 

被害にあう人が後を絶たないネット詐欺。弊社への相談も多いため、よくあるネット詐欺の手口と対策について簡単に紹介します。ぜひ同僚や知人にもお伝えください。

「ワンクリック詐欺」
ホームページやメールのリンク・ボタンをクリックしただけで、サービス利用料やサイト登録料などの名目で請求画面が表示されます。「支払わないと法的措置を取る」という脅し文句や、請求画面にお客様の情報(IPアドレスやホスト名(プロバイダ名)が掲載されていることも……。

→対策
怪しいリンクはクリックしないこと。 IPアドレスやホスト名は、インターネット上で通常にやりとりされる情報なので、個人を特定できるものではありません。慌てず焦らず、無視するのが一番。先方に問い合わせることもやめましょう。


「フィッシング詐欺」
銀行やクレジットカード会社を装ったメールを送付し、本物そっくりな偽サイトへ誘導します。 そこでカード番号やパスワードなどを入力させて盗み取る巧妙な手口です。

→対策
1. 最新のブラウザをできれば使用。
最新のInternet Explorerなどには、フィッシング詐欺のページに飛ぶと警告が表示されるようになっています。ただし、未知のサイトには対応できませんので過信は禁物です。

2. 心当たりのないメールに要注意。
やたらカード番号やパスワードの入力を促してくるメールにも気をつけましょう。たいていの金融機関は、メールでパスワードの変更や入力を依頼することはないはずです。

3. アクセス先をつねに確認。
ブラウザのアドレスバーに表示されているアドレスが、いつもの銀行のアドレスと同じかチェックすることを習慣づけましょう。


近年、手口がどんどん巧妙化しています。「私は大丈夫」と思っているあなた、くれぐれもお気をつけください。

2013年10月1日

お客さまとのエピソード「WEBブラウザ」って何?

 

弊社では、ホームページのデザインをするので、お客様にパソコンやスマートフォンでそのデザインを確認していただくのですが、 その際に「WEBブラウザを使ってご覧ください」と言ってもなかなか伝わらないことが多いんですよね…

WEBブラウザとは、ホームページを閲覧するためのアプリケーションのことです。
単に「ブラウザ」と呼ぶこともあります。

「e」のマークでお馴染みの「Internet Explorer」はマイクロソフト社が提供するWEBブラウザで、Windowsパソコンを購入した時点で搭載されているため、 「ホームページを閲覧するもの=Internet Explorer」といった傾向にありますが、ほかにも数多くのWEBブラウザが存在し、そのほとんどは無料で提供されています。

最近では、スマートフォンや家庭用ゲーム機といったパソコン以外の機器からもホームページの閲覧ができますが、これらも全てWEBブラウザによるもの。
「カスタマイズ性が高い」「音声認識に対応」「表示速度が速い」など、その特徴はWEBブラウザによって異なります。
日常的にホームページを見るのであれば、ちょっとした機能の違いで、使い心地はまるで変わります。
いろいろ使ってみると、あなたにぴったりのWEBブラウザが見つかるかもしれませんよ。

2013年9月1日

お客さまとのエピソード「 | と ◯」、どっちがON?

突然ですが、上の絵のスイッチの状態は、「ON」か「OFF」か、どちらかわかりますか?

正解は「OFF」です。

ところが周囲に聞いてみると、「○(丸)が押されているのだからオン」という声が意外に多いのです…。そこで今回は、スマートフォンの各種設定ボタンなどにもあしらわれている、ごくごく身近な記号「|と ◯」についてお話しましょう。

デジタルの世界では、数を0と1で表わす「二進法」が使われますが、1=ON、0=OFFという慣習があります。これをピクトグラムにしたのが「|と ◯」です。つまり「◯」は丸ではなくゼロ、「|」はタテ棒ではなく数字の1を意味しているのです。「|と ◯」は国際的に標準化された記号のため、世界中の電化製品でも使われています。

さらにもうひとつ。
「| 」と「 ◯」を組み合わせると、みなさんも日常的によく見かける電源ボタンのマークになります。

いかがですか。これからは「|と ◯」を見ても、「あれ、どっちがオンだっけ?」と迷うこともなくなると思いますよ。