ITよもやま話のスタッフブログ一覧

2013年3月1日

お客さまとのエピソード動きのあるホームページを可能にする影の立役者、『JavaScript(ジャバスクリプト)』。

 

ここ最近、世間を騒がせているサイバー攻撃。不正に情報を抜き取ったりするネット犯罪ですが、その多くが「Javaの脆弱性を狙ったもの」とされています。
『Java』とは、携帯アプリや家電、業務システムにまで使われる利用目的の幅広いプログラムのこと。 ホームページをつくるプログラムの『JavaScript』とよく混乱されがちですが、まったく違うものなのでご安心を!

と、前ふりはここまでにして、今回は『JavaScript』について少しご説明したいと思います。一言でいうと、ウェブ用に開発されたプログラムで、動きのあるホームページがつくれるスグレもの。
少し前までは、動的コンテンツと言えば『Flash』が主流でしたが、iPhoneやiPadなどの端末では表示されないため、時代の変化に合わせて、多くのウェブデザイナーたちは『JavaScript』を積極的に取り入れつつあります。
あらゆる環境(端末)で表示できるだけでなく、AmazonやGoogleなどのサービスにも利用されている『JavaScript』。もちろんBUNSOSHAのトップページでも使っています。

動きのあるホームページは閲覧時間を伸ばし、見てほしいページへ効果的に誘導できます。 モバイル時代のホームページにおいては、間違いなく、『JavaScript』は強力な味方になってくれるでしょう。

2013年2月1日

お客さまとのエピソード高齢者にもやさしいユニバーサルな電子書籍。今年は「真・電子書籍元年」なるか?

 

新年あけましておめでとうございます。
さて今年はどんな新しいIT技術が生まれ、そして淘汰されていくでしょうか。

今から約2年ほど前の2010年は、電子書籍元年と呼ばれていました。iPadが発売され、黒船が来航するかのように電子書籍化の波が押し寄せるかと思われた年でしたね。しかし、思ったよりも電子書籍は普及せず…。著作権やデータ保護の問題、統一規格の問題など、クリアしなければいけない課題はいくつかありますが、やはり電子書籍ならではの魅力があります。

検索したり、文字の大きさを変えたり、音声で読み上げたり、触って動いたり。こういった便利な機能は、若者だけでなく、高齢者ほどニーズがあると思います。最近、ある60代のお客さまに対して、iPadで企画書をご説明したとき、シニアグラスなしでサクサクと読んでいらっしゃる姿が印象的でした。

昨年になって楽天のkoboやAmazonのKindle、iPad miniが発売され、個人的には今年こそ電子書籍勝負の年だと思っています。紙の良いところ電子の良いところ、相互に補完しあって、ワクワクするような真・電子書籍元年を期待したいですね。

2013年2月1日

お客さまとのエピソード2億5000万件に迫るドメイン登録数。グローバル時代でも、やっぱりドメインは国産が安心?

 

2012年末、ドメインの総登録数は世界で2億4600万件に達しました。企業や組織にとって必須アイテムとなりつつあるドメイン※。世界人口が70億人なので、30人に1人はドメインを持っていることになります。

ドメインは早いもの勝ちなので、他者が使用していると取得できませんが、見た目の分かりやすさ、入力の手間からいうと、短くてスッキリしたドメインが好まれるようです。「.com」や「.net」などドメインの種類は数多くありますが、国内で人気なのは、やはり日本専用の「.jp」ドメイン。日本国内に住所を持つ場合のみ取得でき、日本の会社が管理しているため、世界で最も安全と評価されたドメインです。

ドメインは取得してからの年月が長いほどSEOには有効であると言われています。長く公開されているほど閲覧者が増える傾向にありますが、ホームページ自体が更新されず、古いまま放置された状態ではむしろ逆効果といえるでしょう。

インターネット上の住所がドメインであるなら、ホームページはそこに建てられた家。いつでも気持ちよくゲストを迎え入れるよう、定期的にメンテナンス(更新)を行い、鮮度ある確かな情報を患者さまに向けて発信していきましょう。

※BUNSOSHAの場合、ホームページアドレス「http://www.bunsosha.co.jp」の「bunsosha.co.jp」の部分がドメインとなります。

2013年1月4日

お客さまとのエピソードインターネット上の広告は、よりピンポイントに表示できる「効率型」へ進化中

 

医院が広告を出す時、ほとんどの場合、周辺地域限定のものです。たとえば、野立て看板や電話帳広告などがあります。ではインターネットで広告を出すと…、
ネットは世界中で閲覧できるのが魅力ですが、名古屋の医院が、東京や大阪、まして海外で見られても集客につながらないですよね。さらにネット上の広告は、表示やクリック回数で課金される場合があるので非効率的になります。

そこで数年前から注目され始めているのが『エリア ターゲティング広告』です。ネット上の広告を、特定地域の人にだけ表示することで、費用対効果を上げる手法です。いったいどのようにして訪問者の地域を特定しているかというと、最近の主流はIPアドレス(※)による判別で、国・地域・都市・市区町村のレベルまで特定が可能だそうです。ただし、細かくなるほど精度は落ちるそうですが・・・。

一方、Yahooでは会員の登録情報によって表示する広告を変えています。30代、男性、未婚、名古屋在住の方が閲覧した時だけ広告を表示、といったことも可能なのです。既往歴を元に、よりターゲットを絞り込んだ広告が登場する日も遠くないでしょう。

最近、ホームページをリニューアルしたあるドクターが私にこうおっしゃいました。
「地域・治療法のキーワード検索による効果か、新規の患者さんが増えてきて、野立て看板は減らしています。旧石器時代の遺物のような気がして…」

これからは医院の広告も、目的や対象を明確にして、上手に使い分けていくことが重要になっていくでしょう。

※IPアドレス…インターネットにつなぐ際の識別番号のようなもの

2013年1月4日

お客さまとのエピソードタダでうれしい無料通話アプリ。登録する前に、まずアドレス帳をチェック

 

最近、新規参入が相次いでいるスマートフォンの無料通話アプリ。なかでも『LINE』は世界230の国や地域で利用され、登録ユーザー数は8,000万人を突破しました。
無料通話アプリは、電話回線を使わないので、どれだけしゃべっても電話代はタダ。非常にうれしいサービスですよね。ただし、利用する際は注意が必要です。

まず、知っておきたいのは、登録時には、自分のスマートフォンに入っているアドレス帳が丸ごと、業者のサーバーにアップロードされてしまうこと。そして一度、アップロードされると、その情報をクローズドにすることはできないようです。もちろん「セキュリティは万全」と業者側は言っていますが、今の時代、情報漏洩など心配のタネはつきません。
ドクターのなかには、個人的に使うスマートフォンに、患者様の電話番号を万が一のため登録されている方もいらっしゃいます。こういった場合、病院としての情報漏洩防止という観点からみて、利用については十分考えたほうが良いかもしれません。
公私をきっちり分けた、2台のスマートフォンを持ったうえで、プライベートで無料通話アプリを利用するのも一案です。

スマートフォン向けの便利なサービスは今後も数多く生まれると思いますが、公私を意識して利用を判別するように心掛けたいですね。