今さら聞けないIT用語のスタッフブログ一覧

2019年7月1日

お客さまとのエピソード「チャット」

「チャット」とは「雑談・おしゃべり」という意味で、ネットワークで繋がった人同士がリアルタイムでコミュニケーションを行うことです。「チャット」と「メール」の違いは、リアルタイムかどうか。その点「LINE」などのメッセンジャーアプリはチャットの仲間といえるかもしれません。

最近は仕事でチャットを利用している方も増え、特にIT制作会社などは多いのではないでしょうか。既読確認ができたり、URLやファイルを送信できたり、とても便利なツールです。
ただ、チャットで複数の案件を掛け持ちしていると、細切れのメッセージが大量に届いて確認に時間を奪われてしまいます。「すぐ返信しなきゃ」と考える真面目な方ほど生産性が低くなってしまうことも…。
リアルタイムだからこそ便利なチャットですが、相手の状況も考えてコミュニケーションをとる必要がありそうです。

相手の時間を奪わないメール、リアルタイムで利便性の高いチャット、シビアなコミュニケーションが必要な電話や面会など、上手く使い分けるようにしたいですね。

2019年6月1日

お客さまとのエピソード「サブスクリプションサービス」

「サブスクリプションサービス」とは、いわゆる「定額制サービス」というもので、利用期間に応じて費用を支払うことでサービスを受けられる仕組みのことです。

特にエンタメ系サービスの認知度が高く、動画見放題の「Amazonプライム」「Hulu」や、音楽聞き放題の「Apple Music」「Spotify」などが有名ですね。

●利用者のメリット
  • 初期費用が少なく済む
  • 自分の興味の幅を広げられる
●提供側(事業者)のメリット
  • 安定収入
  • 顧客の属性、利用動向などのデータが取得できる

デジタルデータの場合、どれだけ使っても費用は変わらないので、音楽、動画配信業界はサブスクリプションに向いていると言えます。最近では、様々な業界でもサブスクリプションモデルが導入され話題を集めています。例えば、定額で1日一杯ラーメンが食べられるサービスや、月20万で3年間に6車種のレクサス車を乗り換えられるサービスも話題を集めています。

モノを売って終わりでなく、必要に応じて必要な量のサービスを提供する意味では、弊社のコンサル・制作サービスもサブスクリプションと言えるかもしれません。

2019年5月1日

お客さまとのエピソード「ファーストビュー」

「ファーストビュー」とは、ホームページにアクセスしたとき、スクロールせずに最初に表示される範囲のことです。

ホームページも第一印象が大切です。ユーザーは最初に表示された部分を見て、このホームページに自分が欲しい情報があるかどうか、わずか3秒で判断するといわれています。
細かい文字は読まず「パッと見」の印象で、そのホームページを見続けるかどうか決めるんですね。そのためファーストビューに何を入れるかはとても重要です。

例えばクリニックのサイトであれば、以下の情報は必須だと言えます。

  • 科目
  • TEL/住所
  • わかりやすいメニュー

また、心に響くビジュアルやキャッチコピーも考えられます。

ユーザーが見る環境は、PCであったりスマホであったり、高解像度モニタであったり、コンパクトなノートPCであったりするので、ファーストビューの範囲は環境によって異なります。
最近のモニタサイズのシェアから判断すると、下記が最適と言われています。

PCサイト:横1000px × 高さ550px
スマホサイト:横320px × 高さ460px

時代に合わせてファーストビューのサイズも変わるので、詳しくは弊社までお気軽にお尋ねください。

2019年4月1日

お客さまとのエピソード「パスワードリスト攻撃」

「パスワードリスト攻撃」とは、何らかの方法で入手したIDとパスワードのリストを使ってWebサイトにアクセスを試みる攻撃方法です。
例えばFacebookから漏洩したIDとパスワードのリストを入手したとします。それらを使ってTwitterやGoogleなど他のWebサービスへのログインを試みます。すると結構な確率でログインできてしまうのです。
なぜなら利用者は、パスワードが覚えられないので、同じIDとパスワードを使い回すケースが多いからです。
この攻撃のやっかいなところは、正規の方法でログインしているので被害にあっていることがわかりづらいことです。

対策として、いつも同じIDとパスワードを使い回しているという方は、サービスごとにパスワードを変更しましょう。

覚えられないという方は紙のメモを使うのもおすすめです。アナログ的ですが、IDとパスワードを別々の紙で管理するとより安全です。
また、下記のようにパスワードを管理するソフトを使うのも良いでしょう。

利用者のセキュリティ意識の問題でもあるので、企業の管理者などは積極的に注意喚起していく必要がありますね。

2019年3月1日

お客さまとのエピソード「ユーザビリティ」

「ユーザビリティ」とは一般的に「使いやすさ」のことと言われますが、国際規格においては、「特定のユーザが目標を達成するための使い勝手、ユーザの満足度」と定義されています。

ユーザビリティを評価しようとすると、まずターゲットとなるユーザの設定から始める必要があります。
仮に30代既婚女性のスマホユーザが「小児科クリニックで子供の初診の予約を問題なく行えるか」という状況を考えると、場合によっては文字サイズが小さい方が良かったり、ネット上でよく使われる俗語の方が伝わりやすかったりといった場合もあり得ます。
なので「ユーザビリティが高い=万人が使いやすい」ということではありません。

似たような言葉で「アクセシビリティ」という言葉がありますが、こちらは「どんな人でも等しく情報を得られるようにする」というバリアフリーの概念に近く、Webサイトにおいては、文字が拡大縮小できるようになっているとか、読み上げブラウザに対応しているなどの機能があげられます。
ユーザビリティは特定の人がターゲットですが、アクセシビリティはあらゆる人がターゲットになり、似ているようでかなり違うものと言えますね。