先日、上皇后美智子さまが乳がんの摘出手術を無事終えたと発表されました。7月の健康診断をきっかけに、ステージ1の早期乳がんが見つかり、まさに早期発見・早期治療となりました。

智子さまは84歳。「この年齢で?」と驚く方も少なくなかったようですが、女性で乳がんになる比率が高まるのは40歳代以降で、60歳代後半がもっとも多いといわれています。
後期高齢者の増加とともに医療費急増が危惧されるなか、企業健診と縁のなくなった70歳や80歳代の方々にこそ、健診や人間ドックの重要性をアピールするべきだと改めて感じました。

厚労省も「社会保障改革」の課題として、予防医療や早期治療の拡充を挙げています。こうした時代を背景に、健診センターが高齢者層に対して、どのようにアプローチしていくか、どんなサービスやメニューを提供していくべきか、健診センターのご担当者と話し合う日々を重ねています!