みなさまこんにちは。「ITよもやま話」担当の佐藤です。 このコーナーでは、ITに関する一般的な話題から最近流行のデジタル機器の紹介まで、幅広くお伝えする事で、みなさまとITとの架け橋的な存在になることを目指しています。 気負わずライトなノリでお届けしますので、リラックスしてお読みください。 第一回目のお題は「iPhone5とLTE」です。

やっぱり今旬のネタと言えば、iPhone5。既に手に入れられたという方もいらっしゃるかもしれません。 前モデルより薄く、軽くなり画面サイズが大きくなったのも魅力的なのですが、なんと言っても一番の注目点は「LTE (Long Term Evolution)」対応ということ。 詳しい解説はここでは省きますが、LTEになると携帯電話(スマートフォン)のデータ通信がとっても早くなり、理論上ほぼ家庭のブロードバンドと同じ速度で通信できるようになるのです。 まだまだ対応エリアは首都圏に限られますが、一度繋がると、もう遅い回線にはおそらく戻れないでしょう。 これだけ携帯電話(スマートフォン)の回線が早くなるとどのような世界になるのか、ちょっと考えてみました。

・音声/動画を使ったリアルタイム性の高いサービスがもっと普及する(Web会議、同時通訳など) ・あらゆるデータはネット上に置いておき、必要な時だけ取り出すクラウドサービスがもっと普及する ・スマートフォンサイトがもっとリッチになる

などなど、便利そうですね。

果たしてiPhone5の発売がLTE普及の起爆剤となるのでしょうか。 そのうち家庭向けの回線を解約して、LTEで代替する人も出てくるかもしれません。 そうするとデスクトップパソコンにする必要性が無くなり、スマートフォンやタブレットに移行する人も多くなるかもしれませんね。 今後の動きにぜひ注目しましょう。