ITよもやま話のスタッフブログ一覧

2017年1月1日

お客さまとのエピソードレジや行列にさようなら。新しい形のリアル店舗「Amazon Go」


画像出典:https://www.amazon.com

ちょっと買い物をしたいとき、お店のレジが混雑しているとかなりストレスですよね。そんな毎日のちょっとしたストレスをITの力で解消するべく、米Amazonがリアル店舗に革新をもたらしました。

レジのない食料品店「Amazon Go」です。

欲しい商品をバッグに入れてお店を出れば、支払いが完了するという、まったく新しい形の未来すぎる店舗なのです。
いったいどんな仕組みかというと、お客は、入店時にスマホアプリを起動し、駅の改札口のような機械にスマホをかざすだけ。店内ではカメラ、センサー、AIなどが機能し、お客が棚から商品を取り出した時点で、何の商品を取り出したのか認識、仮想のショッピングカートに加えます。商品を棚に戻せば、カートから削除されます。そのままお店を出れば、Amazonのアカウントに自動で課金されるというわけです。

この仕組みをさまざまな店舗に広げていけば、つねに購入履歴がAmazonに蓄積されていくことになるでしょう。
すると、昨日コンビニで買った商品に関連したオススメが、ホームページ上でも表示されるということになりそうですね。

Amazonは4年前からレジのいらないリアル店舗の取り組みを進めてきたそうです。つねに新しく便利なユーザー体験を創造する姿勢には感服します。

弊社のサービスもつねに見直しをして、ユーザー体験の向上を目指したいと思います。

2016年12月1日

お客さまとのエピソード次世代のデジタルサイネージを考えてみた!

画像出典:http://cloudian.jp

車を走らせると、必ず目に飛び込んでくる野立て看板や屋外広告。

昭和の頃から、その形態はほとんど変わっていませんが、看板の前を通る人に合わせて、個別に広告が表示される世界が近いうちにやってくるかもしれません。

これは、あるIT会社と広告代理店の共同プロジェクトの話。
高速道路に設置したカメラが、走行する車種をAI(人工知能)によって自動判別。ビル屋上デジタルサイネージ(電子看板)に、車種別の広告配信をするという実験を行ったのです。
例えば、日曜日の夕方に帰宅するミニバン向けには家庭向けの広告、平日昼間に走行する高級車には富裕層向けの広告を表示するといったことが可能になります。

Webでは訪問者の属性に合わせた広告表示はもはや珍しくありませんが、屋外広告でもそのようなターゲット広告ができるようになるのです。この技術は自動車にとどまらず、人の行動を分析してリアルタイムに最適な広告を出すように進化していくことでしょう。

近未来。
あなたの行動や好みはすべてAIに把握され、街を歩いたり、地下鉄に乗ったりすると、Amazonのように「あなたオススメの商品」が押し寄せる……そんな時代がやってくるのかもしれません。

2016年11月1日

お客さまとのエピソード会話型人工知能が作り出す世界


画像出典:Google

ITといえばパソコンだった時代から、今はスマートフォン(モバイル)の時代へ。 この先、どのようなデバイスが世を賑わせ、私たちの生活をどう変えていくのでしょうか。

その鍵を握るひとつは、会話型人工知能

ではないかと思います。
Appleの「Siri」、Googleの「Googleアシスタント」など、すっかりおなじみですね。

先日Googleが発表した新型スマートフォンや家庭向けスマートスピーカーには、もちろん「会話型人工知能」が搭載され、画面を見たり操作することなく、

「電気をつけて」
「音楽をかけて」
「今日の予定は?」

などと会話をしながら、家電を操作したり調べ物ができたりします。

コンピューターと会話だけで用事を済ませられる時代になると、Webサイトの形も変化していくと思われます。 簡単な情報なら、音声だけでやりとりし画面を見なくても済むため、Webサイトで発信する情報はより吟味されたものになるのではないでしょうか。
どのような形になっても、

利用者目線で情報発信していくこと、

これだけは変わりません。

人工知能に「このホームページは古い」とスルーされないよう、新しい技術を取り入れていくことも大切!大変ではありますが、私たちスタッフにとって、じつにやりがいのある仕事です。

2016年10月1日

お客さまとのエピソード新しい時代にあったネットの高校

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画像出典:N高等学校

皆さんはこの4月に開校した、新しい形態の通信制高校をご存知でしょうか?
好きな時間・場所からネットで授業に参加でき、3年間で高校卒業資格を取得できる、「ニコニコ動画」のドワンゴを傘下に持つ、カドカワが設立した「N高等学校」です。

授業はスマホのアプリで配信、部活はネットで行い、入学式はVR(仮想現実)で行う、全てがネットで完結する高校として話題になりました。
最近行われた遠足行事も、オンラインゲーム「ドラゴンクエストX」の世界でネット遠足を実施したようです。
世間からはイロモノ扱いされ、賛否両論ありますが、「N高校」のメリットの一つに、朝の支度や登校にかける時間、授業の拘束時間を少なくし、自分が受けたい好きな課外授業の時間をたっぷりとれることがあげられます。

高校生にもなると、自分のやりたいことが明確になってくる時期。
やりたいことに時間をかけたい、高校に行く時間が勿体無いが卒業だけはしておきたいという人のためのひとつの選択肢になるかもしれません。
こういった仕組みは今後の教育分野でも少しずつ取り入れられていくのではないでしょうか。
「N高校」の卒業生が今後どのような活躍をされるのか楽しみです。

N高等学校

2016年9月1日

お客さまとのエピソードドラえもんの道具「翻訳こんにゃく」が現実に?手話のカベを越える、夢のタブレット。


画像出典:MotionSavvy

耳の不自由な方とのコミュニケーションでは、「手話」が有効な手段です。しかし、手話の使える人は地球上で約7,000万人、総人口の1%も満たしていません。周囲に手話のできる人がおらず、歯がゆい思いをされている方は少なくないはずです。

そんな中、夢のようなタブレットが開発中です。
それが、米「MotionSavvy」が開発する「UNI」です。モーションセンサーによって「手話」を自動認識し、リアルタイムで音声に変換してくれるというすぐれモノ。音声から文字へも変換してくれるので、手話を知らない人も、これさえあれば、もう安心です!

ドラえもんのヒミツ道具「翻訳こんにゃく」に匹敵する「UNI」は、2016年夏に発売予定(※)なので、そろそろ市場に出てくる頃です。

ITによるバリアフリーは、どんどん進化しています、弊社もWebサイトを通して、国内に300万人いるといわれている視覚障害者の方も含め、より使い勝手の向上を目指し、バリアフリー社会に貢献していきたいと考えています。

http://motionsavvy.com/

※日本語対応の発売は先になるかもしれません